ニードルフェルトに必要な材料・道具
またしばらく更新の間が空いてしまいそうなので、これから羊毛フェルトをはじめたい方向けのお話でも…。
(経験者さんからのフォロー大歓迎です♪)

ニードルフェルトを始めるのに最低限必要な材料・道具は3つ。
羊毛、羊毛を差し固めるためのニードル、その際使用する台です。
(この記事の最後にインターネットから購入できる羊毛メーカーさんをご紹介します)

1.羊毛
羊毛は羊の品種によってメリノやロムニー、コリデール等、様々な種類があります。

例えばメリノはロムニーを比較すると、メリノはロムニーより柔らかく手触りもさらっとしていて、光沢があり発色も良いので様々なカラーバリエーションが展開されています。
ロムニーはメリノよりも繊維が荒いためザラッとした手触りでニードルでの成形が容易です。




上がメリノ、下がロムニーです。
比較しやすいように、それぞれ別メーカーのものですができるだけ似た色のものを選んでみました。
拡大すると…




毛質の違いがわかるでしょうか?

それぞれの特徴から、メリノはウェットフェルト向きでロムニーはニードルフェルト向きと言われています。
とは言えメリノではニードルフェルトはできないという訳ではなく、作り方や使う道具によって相性の良い羊毛は変わってきますし、作品の幅を広げるという意味で色々な種類の羊毛を使えるに超したことはありません。
初心者の方にはニードルでフェルト化しやすいロムニーなど繊維の荒い羊毛をオススメしますが、慣れてきたら色々な羊毛を使ってみてご自身の作り方や作風に一番合う羊毛を探してみてください。
(ハマナカさんの羊毛の場合、ナチュラルブレンドが後述の太針で成形しやすかったです)
まずは10〜20gくらいあれば十分だと思いますので、色々な色や毛質を楽しんでみてください。
(書籍などを参考にする場合は、その指定をよく確認してくださいね)

なお、メリノは100g辺り500〜800円、ロムニーは400円〜500円程度で販売されています。
同じ品種の羊毛でもメーカーにより個性がありますので、是非色々なメーカーの羊毛を使ってみてください。

また各メーカーの羊毛の色見本は有料でも持っておく事もおすすめします。
ディスプレイ越しや紙に印刷されたものではない実際の色や質感、手触りを確認できます。



2.ニードル
各メーカーだいたい「太針」と「細針」の2タイプが用意されています。
(メーカーに寄っては「細針」「極細針」等、さらに細分化しているところもありますし、ネーミングが違う場合もあります)

柔らかいメリノには細針、堅めのロムニーやコリデールには太針が相性が良いようです。
羊毛と同じくニードルもメーカーによってかなり個性がありますので、色々なメーカーのものを使ってみてください。
2〜3本のニードルが1つのホルダーにセットされているものもありますが、「一度にたくさん刺せるので制作スピードが上がる」「それぞれのニードルが羊毛を引っ張り合ってしまってなかなかフェルト化できない」といった両方の意見を耳にします。
また、太針で形を作り、細針で表面を整えて仕上げを行うといった使い分けをしている作家さんも多いです。

基本的にニードルは消耗品です。
簡単に折れたり曲がったりしてしまいますので、できれば予備を用意しておきましょう。
各メーカー1本辺り100〜200円で販売されています。
ただし長期間に渡り使用せず保管しておくとニードルが錆びてしまう事がありますので注意が必要です。

ちなみに私は手が痛くなるのと金属臭くなるのを防止するためにニードルに端切れを巻いています。



3.フェルト台
ハマナカさんのフェルティング用マット(発泡ポリエチレンの板)、クロバーさんのアップリケパンチャー用マット(ブラシ型の台)がメジャーですが、台所スポンジで代用している方もいらっしゃいます。
作品によってはボール紙やカッティングマットで十分な場合もありますが、小さなパーツや薄いパーツを作成する時には上記のような台があった方が便利だと思います。
どの台が良いかはやはりそれぞれの方の作り方などにより相性が違ってきますので、色々な台を試してご自身にあったものを見つけるのが良いと思います。
発泡ポリエチレンの板や台所スポンジを台として使う場合、念のためその下に不要な雑誌等を敷いておくとニードルがマットを貫通して机を傷つけてしまう心配がなくなります。

★羊毛・道具を取り扱っているショップ★

ハマナカさんやクロバーさんのような手芸総合メーカーの商品は、全国の手芸店で購入することができます。
ここではそれ以外の羊毛専門店をご紹介します。
(以下のお店以外にも全国に羊毛専門店や取扱店があるようです)

アナンダ
山梨、東京吉祥寺、北海道江別の3店舗。
羊毛フェルトの材料販売だけでなく、染め・紡ぎ・ウェットフェルト等の講習会も行われています。

ペレンデール鎌倉
独特の羊毛をたくさん取り扱っていらっしゃいます。
セールも頻繁に行われているので要チェックです。

金の羊
京都の羊毛専門店です。
オリジナルキットが販売されており、ニードルフェルトの講習会も行われています。

染TAKE
大阪の羊毛専門店ですが、実店舗での販売はないそうです。
羊毛のカラーバリエーションが本当に豊富で、他店にはない微妙な色合いの羊毛がたくさんあります。

羊の工房 包-PAO-(パオ)
群馬県の羊毛専門店です。
カールの多い「クリクリ羊毛」や他店ではちょっと見かけない獣毛も取り扱われています。
| 初めての羊毛フェルト | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0)
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名前:ねこ

2006年秋に羊毛フェルトと出会って以来、マイペースでチクチクやっています。
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